《めてみみ》一緒に楽しむ

2023/09/07 06:24 更新


 学生にとっては大変だったが、良い夏休みの経験になったに違いない。日本繊維機械学会繊維リサイクル技術研究会や「エンウィクル」などがイベント「私たちのSDGs」を開いた。

 チーム「エンウィクル」は滋賀県立大学や甲南女子大学などの学生・教員が集まり、持続可能な社会の実現を目指し、大学間の垣根を越えて活動する。京都では「廃材コレクション」のファッションショーを開催。漁網やカーテンなどの廃材で服や小物などを作って発表した。

 ショーだけで終わらせず、大阪・なんばマルイで作った作品を販売し、「よく売れた」という。学生たちは、廃材を生かして何を作れば手に取り、長く使ってもらえるか、価格はいくらだと買ってもらえるかと知恵を絞り、制作に励んだ。「学生は夏休み返上で準備を進めた。他大学の学生とイベントを作り上げる経験は授業ではできない素晴らしい体験」と森下あおい滋賀県立大学教授は話す。

 こうしたイベントとのかかわりは、環境への意識や服を買う時の基準などが変わるきっかけになる。それは学生に限った話ではない。

 来年の企画の準備がすぐに始まる。「また新しいことに挑戦する。そうでないと面白くない」と木村照夫繊維リサイクル技術研究会委員長。学生だけでなく、関わる先生たちも一緒に楽しんでいる姿が良い。



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