《めてみみ》中国も大型連休に

2019/03/27 06:24 更新


 中国政府が矢継ぎ早に景気対策を講じている。先週、19年の祝日の変更が発表された。5月1日の労働節(メーデー)の休日が1日だけから1~4日の4連休に拡大された。毎年、前年末に法定休日が発表される。知り合いに聞いても、一度発表した休日を変更するのは珍しいという。ただ、中国の連休は休日を移動して作る場合が多い。今回も4月28日と5月5日が振り替え出勤日となった。

 政府が発表した通知では中央、地方の各部門に旅客輸送や観光サービス、製品の供給、突発事件対応などに万全を期すよう指示している。国家発展改革委員会の責任者によると「この時期に旅行、帰省、レジャーに出かけることを望んでいる人民大衆の声に応えるため調整した」と背景を説明している。

 早速、航空会社のホームページを見てみると日本行きのチケットは既に値上がりしていた。この時期は日本も大型連休の最中だ。日本の観光地は国内だけでなく中国からの観光客も加わり、いつも以上ににぎわうことになりそう。

 「連休によって人民大衆の多様化する需要を満たすことができ、人民大衆の獲得感と幸福感を高められる」と、その効果を訴えている。日本企業にも訪日客需要をはじめ、新たなビジネスチャンスにつながる可能性が高い。中国政府の動きを今後も注視していきたい。



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