名古屋鉄道は、一部メディアで報道されている名鉄百貨店本店の26年春の閉店について、今年度中に事業の方向性を判断するとしており、現在は「検討段階のため、真偽は明言できない」としている。
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名鉄百貨店は24年末で積立金制度「友の会」の継続・増口・新規入会の手続き停止を発表した。友の会は、毎月一定額を積み立てると、積み立て1年満期後に12カ月分の積立総額に、1カ月分が上乗せされる制度。優待割引などの会員特典もあり、多くの顧客が加入していた。
25年1月2日以降に積み立て満期を迎える会員は、継続はできないが、満期手続き後も会員特典を利用できるとする。
名古屋鉄道では「名鉄名古屋駅地区再開発計画」を進めている。25年1月には本社事務所を移転すると発表していた。現在入居している名鉄百貨店のあるビルから、近隣のオフィスビル「エニシオ名駅」に移る。