中国でのワーカー不足と人件費高騰により、縫製大手のマツオカコーポレーションは東南アジアやバングラデシュでの生産を増強。中国からの生産シフトが加速している。
22年第3四半期(22年4~12月)の生産地別売り上げシェアは中国が43%、バングラデシュが27%、ベトナム21%、ミャンマー4%、インドネシアが5%。中国以外での生産が1年前よりも8ポイント上昇し57%と中国を上回った。中国のロックダウン(都市封鎖)で東南アジア生産のニーズが高まり、「堅調な受注につながった」と松岡典之社長。特に伸びたのがバングラデシュとベトナムでミャンマーも回復している。
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