24年秋冬ファッションサーキットのフィナーレとなった「タイペイ・ファッション・ウィーク」。特別企画ショーに続いたブランドショーでは3日間で8ブランドが見せた。
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劉子超、劉燕純、林宏論のトリオによる「UUIN」は阿里山の自然に目を向けた。嘉義駅から出る阿里山林業鉄道に乗ると高度が上がるにつれ次々と景色が変化する。 ラクウショウのスケッチからコレクションをスタート、阿里山の日の出や雲海もまた着想源となった。アーティスト、陳登波による阿里山の色彩がドレスの長いトレーンとなりランウェーを流れる。パーカにフルレングスのナイロンスカート、ドレッシーなアウトドアも見せた。
モダニストデュオ「ドウチャンリー」は台湾で最もエスタブリシュなブランドの一つかもしれない。台北や台南の路面店のほかに、デパートでも展開する。透け感のあるロングシャツにクロップトジャケットをレイヤーリング。メンズブルゾンの袖口は大きく開きゆったりと。バッグなどのアクセサリーにも力を入れているようだ。今のクワイエットラグジュアリーな気分にぴったり。
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