3期連続で増収を果たした。主力のファッション事業の好調が続き、ライセンスの新規事業も好スタートを切った。今期は海外事業とキッズ&ベビー拡大にも乗り出す。過去の実績にとらわれず、客を喜ばせる新たなアイデアを次々と形にし、届け続けることが成長の原動力という。
【関連記事】「ジェラートピケ」 貴景勝さんに化粧まわしを贈呈
唯一無二の経験を
――23年8月期も増収増益を果たした。
23年はアイデアの重要性を再認識した年でした。ファッションでの協業も、「ミュシャ」などライセンス事業も、お客様は見たことのないものに刺激を受け、ワクワク、ドキドキする。優れたアイデアを形にして届けることができれば、それはお客様にとって強いメッセージになる。買っても買わなくても、他では味わえない、唯一無二の経験として記憶に残る。
前年実績やトレンドを意識することも商売ではある程度必要なのかもしれない。でも、そうやって情報だけをベースにして作った商品では、まだ誰も形にしていないアイデアにレベルの高いデザインとサービスを掛け合わせて作った商品にはなかなか勝てない。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!