プルミエール・ヴィジョン（PV）パリ2月展の会場に、ガリエラ（パリ市立モード美術館）で3日～7月15日に開かれるマルタン・マルジェラの回顧展「マルジェラ／ガリエラ、1989－2009」のプレビューが開設され、本番を待ちきれない同展の来場者たちでにぎわった。PVは、このベルギー人デザイナーのパリ初の展覧会のオフィシャルパートナーを務める。PV版プレビューでは、展示スペースを工事現場のアトリエのように演出した。
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のみの市でマルジェラが見つけた洋服やオブジェを素材に作り出した50年代風のドレス、アイコンとなったギャバジンのトレンチコート、トロンプルイユのフラワーまたはストライププリントのワンピース、そして服の製作工程を変えてしまった97年の「ストックマン」など、90年秋冬～05年春夏コレクションの中からデザイナーと素材の関係を探る15点が紹介された。
（松井孝予通信員）
