省人・省エネ化をうたった機械はあらゆる分野で注目された。以前なら、先進国で関心を集めたテーマで、新興国でも人件費上昇が著しいベトナムなどで関心が高まっていた。しかし今回、大勢が来場したインド、パキスタン、バングラデシュなどからも省人・省エネのニーズが高まり、労働集約型からの転換が世界的な課題になっている。
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脱低価格競争へ
靴下編み機の伊ロナティは、制約のない物作りという意味を込めたデジタルプロジェクト「アンリミテックス」を発表した。企画から生産までをデジタルでつなぐソリューションで、新型ソフトおよびこれとつながる新世代編み機Eシリーズを開発した。企画ソフト「オリオン」は2Dパターンから自動で編み立てプログラムが作成でき、3Dバーチャルサンプルで色・柄・編み地の変更が可能。試作期間を15日短縮し、サンプルロスも削減できる。
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