【ロンドン=青木規子】ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2025は、スタンダードをフェミニンに着こなす提案が増えている。軸となるのはスカートのバリエーション。膝下のセミフレアスカートやたっぷりとした量感のフレアスカートなどが出ている。
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バーバリーはテート・ブリテンでショーを行った。各部屋の入り口に設置されたのは、ブラウンを基調にした緞帳(どんちょう)のようなファブリック。空と大地、木々と山といった風景を描いたもので、静かな空気が流れている。会場の椅子も全て同じ布で包み込み、大自然にいるような空間をしつらえた。ダニエル・リーは「言うなれば、金曜日の夜のロンドンからの脱出です。雨に濡れながら大自然の中を散歩しリフレッシュしたり」。都会の喧騒(けんそう)から離れ、週末旅をするときの手荷物が着想源になった。
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