ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2025 久々に黒が復活

2025/02/26 06:30 更新有料会員限定NEW!


 【ロンドン=青木規子】ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2025は、久々に黒が復活した。ここ数シーズンは「ファッションを楽しみたい」という世の中の流れを反映してきれいな色の組み合わせが目立っていたが、その反動からかシックな黒が一気に広がっている。ブラック&ホワイトやダークトーンのエレガントなスタイルも増えている。

【関連記事】ロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2025 際立つハンドクラフト

 トーガはフォーマルを切り口に、フォーマルとは違う新しいスタイルを模索する。ファーストルックは白シャツに蝶ネクタイ、黒いスラックスといったブラックフォーマルの基本スタイル。しかし蝶ネクタイは結ばずに首に引っ掛けただけ。シャツの肩には大きな襟が重なり、スラックスはボンタンパンツのように太く、裾がすぼまっている。ブラック&ホワイトでまとめたエレガントな正装が、小粋で大胆なスタイルになった。街でよく見るようなフォーマルのカジュアルダウンではなく、新しいファッションに昇華させる挑戦のようでもある。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事