ジーンズの世界的スタンダード「501」の150周年という記念すべき年を迎えた「リーバイス」。日本法人であるリーバイ・ストラウスジャパンはアニバーサリーキャンペーンやジーンズブームなどを背景に売り上げが好調に推移している。コアなジーンズファンを多く抱える日本市場に合わせた商品企画を継続しつつ、若年層や女性客の取り込みにも注力していく。
(高塩夏彦)
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具体的な数字は公表できませんが、昨年度から日本におけるリーバイスのビジネスは非常に好調です。複数の要因が合わさって、いい方向に進んでいます。
まず一つはジーンズがビッグトレンドになっていることです。新たな売れ筋として22年に復刻した、80~90年代風のアイテムを打ち出すライン「シルバータブ」があります。若年層を中心とした90年代スタイルブームと合致して、バギージーンズやオーバーサイズのトラッカージャケットなどが売れています。また、リモートワークが一般化したことでリラックスした気分になれるジーンズを求める人が増えたようです。
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