量販店向けレディスアパレルの生産拠点 中国からASEANへのシフト鮮明

2024/11/18 08:00 更新有料会員限定NEW!


バングラデシュのほかカンボジアでの生産にもチャレンジしていく(エフリード)

 量販店向けレディスアパレルメーカーの生産地シフトが進んでいる。中国からASEAN(東南アジア諸国連合)などへ生産拠点を分散し、生産基盤を構築する動きが鮮明だ。ただ、バングラデシュでは今年8月に暴動が激化するなど政情不安もつきまとう。リスクを考慮した上で、品質・コスト・リードタイムにおける各国の強みを生かした体制を強化する。

(森田桃子)

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 繊研新聞社が量販店向けレディスアパレルメーカー11社に実施したアンケートによると、今後、中国生産の比率を下げると回答した企業は7社、それ以外は現状の比率を据え置くと回答した。下げる企業の主な理由は、「カントリーリスクを回避する」「プライスが合わない」との声が多かった。

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