小松マテーレの佐々木久衛社長と中山大輔専務は11月21日、来年度からの新中期経営計画は、「現中計と課題は変わらないが、やり方は変わる」(佐々木社長)とした上で、海外、環境、製品が柱との考えを示した。これを進める上での人材育成にも触れ、企業風土も含めた改革も課題に挙げる。
(藤浦修一)
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現中計は今期が最終年。当初はグローバル、資材、商品(製品事業)を柱に掲げたが、21年に環境戦略を明確にし、これも重要課題に位置付けた。ただ、初年度の20年度にはコロナ禍に見舞われ、その後ロシアのウクライナ侵攻による原燃料コストの高騰などの影響で、「数値目標はある意味みじめなものになった」(同)と振り返る。
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