神戸阪急は阪神・淡路大震災30年を前に、1月8日から、神戸・兵庫の地場産品を次世代につなげるイベントを開いている。神戸の百貨店だからできることとし、地元のブランドや商品の販売を通して神戸の街の発展、魅力化につなげたいとしている。1月21日まで。
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イベントの名称は「KOBE to the FUTURE」。兵庫各地の地場産品を扱う熾り(イコリ)は、事業承継した神戸・長田発のアウトドアブランド「神戸ザックイモック」を出品している。青羽(あおば)藍染播州織ストール、アクセサリーの「ビートゥギャザー」、レザーウェア「SISSI」、神戸芸術工科大学の学生が手掛けるアパレル「サトウリュウト」なども出ている。
震災30年の1月17日には、神戸に縁のある人物によるトークライブを複数開く。熾りの前川拓史代表は、「地場産業でつながる愛する神戸」に登場する。