プチh(永松浩介)

2013/07/12 00:00 更新


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ハイティーン向けフリーマガジン「プチh(アッシュ)」2013summerが刷り上りました。

毎号好評の表紙を飾るのは、お魚のペイントウォールとJR中央線を背景に、涼やかな着物姿で颯爽と歩く学生たち。7月17日(水)~19日(金)、東京ビッグサイト西ホールで開催するJFW-IFFの会場内にコーナーを設けて配布する予定です。ぜひご来場下さい。

 

繊研新聞社は、全国の高校生や大学生、専門学校生に、「ファッションって楽しい」「ファッション業界で働いてみたいな」と感じてもらうため、昨年夏、「プチh」を創刊しました。アパレル・ファッション系の企業とファッションスクールの両方から協賛を受けて、毎号36~40ページの小冊子を楽しみながら作っています。

服飾デザイン科のある高校を中心に、全国約250校の高校に直送するほか、ビームスさん、ウンナナクールさん、エドウインさん、ウィゴーさんなどの店頭でも来週から配布いただきます。冊子は、被服系学科のある女子大や服飾系専門学校では副教材的な扱いで使われることもあります。

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どうやら、ファッション業界は最近、学生さんには不人気のようです。仕事は長時間だし給料は安いし、専門に勉強しても希望通りの職を得られることも稀だったり。このあたりは産業界の責任も少なくなさそうです。

かつては、欲しいものの上位に位置づけられていたファッションの優先順位は下がっているようで、あるセレクトショップの担当者によると、「(ファッションは)もはやサブカルと見られている。漫画やゲームと同じ」とか。当たり前のように服好きがたくさんいて、そこに向かってお洋服を提案して成立していたビジネスは昔の話になりつつあるようです。少ないお金でそこそこお洒落なものを装えるようになったし、携帯などの通信費にもお金がかかる、そんなことも業界の多くのプレイヤーにとっては逆風になっています。

兎にも角にもファッションへの憧れはずいぶん小さくなってきました。いきおい、そこで働きたいと思うヒトの数も減るでしょうし、パイプが細って業界に入ってくる絶対数が減れば、いい人材を得られるチャンスはより小さくなる。業界にとっては深刻な問題です。

今はまだメーンターゲットではないかもしれない、彼や彼女たちも、いつかはライフステージが変わり業界にとってはお得意さんにしていかねばならない大切な消費者。ある経営者が繰り返すように、「服育」というような発想も必要になるのでしょう。仕事の環境は厳しいけど、それでもファッションの現場には楽しさや魅力、やりがいはたくさん見つけることができるはずです。そんなことを伝える一助になれば、という思いでプチhをつくっています。

次号は来年2014年2月初めに発行する予定です。協賛・タイアップをご検討くださる方には下記までご連絡下さい。担当の吉川がすぐにご説明にお伺いします(ご連絡先=yoshikawa-sn@senken.co.jp 業務局 学校・教育担当 吉川新吾まで)。



永松浩介 THE SENKENおよびプチh、繊研plusの編集責任者が綴るエトセトラ

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