《トップインタビュー2024》近鉄百貨店社長 秋田拓士氏 「百価店」への変革目指す

2024/02/06 13:00 更新有料会員限定


秋田拓士氏

 消化仕入れ、賃貸借契約、FC契約などの多様な契約形態を組み合わせ、かつ衣料品と食などカテゴリーミックス型の売り場で店の収益性と集客力の向上に取り組んでいる。価値ある物を提供する小売業への変革を目指している。 

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構造改革で黒字化

 ――目指す姿は。

 流通業界が変革しているのかを問いたい。インバウンド(訪日外国人)需要の復調、コロナ禍から消費マインドが回復したことで、売り上げはプラスに転じていますが、(コロナ前から)どう生まれ変わったのか。これまでの百貨店の「貨」は物でした。商品、ブランドといった物ではなく、他にない話題性、高い商品クオリティー、トレンド、環境や体に優しいといった価値やライフスタイルを提案する「百価店」への変革を進めていきたい。

 ――今後の改装計画は。

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