韓国のメンズブランド「カーキス」 日本のセレクトショップへ 海外初の展示会を東京で

2023/10/11 11:00 更新


23~24年秋冬物。ベーシックなデザインを特徴にする

 JKND(韓国・ソウル)はこのほど、メンズ「カーキス」で海外初の展示会を東京・原宿で開いた。同社のストリートブランド「ディスイズネバーザット」の日本の旗艦店の地下にあるギャラリーで、一般向けにも公開し、一部を除いて物販もした。これを機に、全国のセレクトショップへの卸販売を広げたい考えだ。

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 20年にソウルに開いたセレクトショップ、カーキスのオリジナルブランド。色のカーキのように、ベーシックなデザインで長く着られる服を提案する。ディスイズネバーザットはロゴ物などもあるが、カーキスはミリタリーやアウトドア、スポーツなどの要素をミックスし、より洗練されたデザインを特徴にする。素材の質に配慮し、加工でビンテージ感があるのもブランドの味だ。定番商品はジーンズとスウェットで、ハットなど雑貨も揃う。服はユニセックスで着られる。

 展示会には本国の顧客と同じ20代後半~30代前半の来場が目立ったという。雑誌やSNSで情報を知って目掛けてきた客や、ディスイズネバーザットに来店したついでに立ち寄る客など様々いた。ジップアップパーカ(税込み2万9000円)が売れ、ブラウンが一番人気で完売した。

 カーキスは「アークテリクス」「キーン」などアパレルのほか、「アポテーケフレグランス」などライフスタイル雑貨も販売する。同社はソウルでスニーカーのセレクトショップ「チューン」も運営する。



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