京王電鉄とJR東日本による新宿駅西南口エリアの再開発で、新宿店跡地に高さ110メートルの複合商業ビルの建設が計画されている。完成は40年代で、30年代から建て替え工事に入る。次の建て替え期を生き抜くためには、20年代に新宿店の存在感を高めるとともに、収益力の向上が避けられない。渋谷、池袋などエリア間競争が激化するなか、事業基盤の安定化とともに、電鉄をはじめとしたグループ連携で新しい商業施設の運営手法を検討する。
三つのフェーズで布石
――再開発に向けての考え方は。
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