東レの話で恐縮ですが、中国の織布・染色加工子会社TSDでは、IT化を進め、コストを半減させました。東レが支援する東レ合繊クラスターの会員は、23年3月末で89社です。ここでは人材育成やデジタル化を行っています。今年で20年ですが、連携で効率化とハイレベルな物作りが進み、仕事も楽しい、給料も高い。若い人も入ってくるという正回転をしています。
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環境配慮のルール整備
高齢化で技能を持った人がいなくなる前に、DX(デジタルトランスフォーメーション)も使い、繊維産業の魅力を高めないといけない。それには国の支援も必要です。
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