日本靴下協会は、2023年「くつしたの日」の靴下求評展の受賞作11点の表彰式、「靴下ソムリエ」の認定証授与式を東京で開いた。田上博道経済産業省生活製品課課長を来賓に、廣地厚協会長(グンゼ会長)をはじめとする協会役員、各賞の受賞者、靴下ソムリエの合格者代表が集まった。
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あいさつに立った廣地会長は「業界を取り巻く環境の厳しさは続くが、若い人たちが力を発揮できるような靴下業界を作り上げていきたい。今年の求評展も魅力ある受賞作品が集まった。実際に消費者の目に触れる機会をさらに増やし、来年は実際に販売するような仕組みも検討したい」と抱負を述べた。
会場では、グランプリに当たる経済産業大臣賞以下、入賞作を含めた全46作品を展示。入賞者には、1人ずつ賞状が手渡しされた。また、今年で6回目を迎えた靴下ソムリエ試験は80人が合格し、当日は代表13人が参加した。
今年はくつしたの日を盛り上げるために、「くつしたあるある大喜利」キャンペーンを実施。応募総数5388件の中から、11日午前11時11分に大賞を発表した。「靴下が片方だけ無くなる、この現象に名前を付けて」をお題にした「くつしたあるある新語大賞」は『かたっぽさんぽ』、「十分にはいた靴下を捨てる前にもう一仕事、何に使う」をお題にした「くつしたライフハックアイデア大賞」には『子どもの砂遊びに靴カバー』、「映画、靴下の大冒険、クライマックスで起こった驚きの展開とは」をお題にした「くつした大喜利ネタ大賞」は『予算オーバーで足が出た』がそれぞれ大賞に選ばれた。