《トップインタビュー2024》ジョイックスコーポレーション社長 塩川弘晃氏 リアルな接客に磨き

2024/01/16 13:00 更新有料会員限定


塩川弘晃氏

 コロナが収束し、リアルへの回帰が進む中、店頭を起点にした販売員の接客力に磨きをかけるジョイックスコーポレーション。今年は主力ブランド「ポール・スミス」を軸に店舗改装などに投資するとともに、販促・宣伝に力を入れ、ファッション市場での存在感を高める。

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シーズンMD見直し

 ――23年を振り返ると。

 気候要因が大きかったと思います。11月に夏日があり、12月も20度を超えました。従来型の服の売り方には無理があります。アパレルの売り上げはアイテム構成上、秋冬偏重型でしたが、これからはシーズンMDを見直さなければならないでしょう。そうした中で「ヴィヴィアン・ウエストウッドマン」はインバウンド(訪日外国人)需要が高く、雑貨・アクセサリーが好調で過去最高の売り上げとなりました。重衣料比率の低い「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」や「サイコバニー」も堅調でした。

 ――24年の景気、消費動向は。

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