中国・京東集団の無人スーパー ジャカルタに出店

2018/08/03 13:06 更新


 中国EC大手の京東集団(JD)は、中国国内で運営する無人スーパーの海外1号店をインドネシア・ジャカルタに出店した。日用品や食品のほか、衣料品も販売する。客は洋服をフィッティングルームで試着して、そのままレジを通らずに購入できる。「最先端の技術を集約した。インドネシアに無人スーパーができるのは初めて」で、ショッピングモール「PIKアベニュー」内にオープンした。

 店舗面積は約270平方メートル。ICタグや顔認証、画像認識、電子決済などの技術を活用する。店舗全体に配置されたカメラが客の動きを認識し、トラフィックフローや商品選択、好みなどを把握し、在庫や商品陳列などを最適化するためのヒートマップを生成するという。

 JDは17年10月に中国・北京に無人スーパーをオープンし、現在は中国全土で約20店を運営している。アリババグループ「Tモール」に次ぐ売上高の「JDドットコム」で成長してきたが、最近はネットとリアルを融合させた小売り店にも力を入れている。

アパレルも販売する
ジャカルタにオープン


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