伊予鉄高島屋(松山市)は、コロナ禍でも継続的に取り組んできたフロアMDの見直し、百貨店の強みの強化と客層の幅を広げる新規ブランド導入、デジタル販促の強化などが奏功しており、22年度は2期連続の増収営業増益となった。23年度も3~5月の全館売上高が前年比3.2%増、入店客数5.7%増と伸ばしている。この間、ファッションフロアの活性化に取り組んでおり、今夏から来春にかけて5階紳士服を再編しながら大型生活雑貨店の新規導入を計画している。さらなる成長を目指し多面的に投資を継続する。
(吉田勧)
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