伊藤忠商事は、23年(1~12月)のスポーツブランド「フィラ」事業の小売りベースの売上高が全体で330億円、前年比15%増と好調だった。同社はフィラの中核カテゴリーであるシューズ・アパレルの企画・製造・販売を担うIFJ(東京、村岡啓介社長)を今年2月に設立した。5年後には、伊藤忠が扱うフィラの全体で売上高500億円を目指す。
(北川民夫)
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23年の業績は、スポーツ領域のパフォーマンスウェア分野が46%増となった。内訳は、アスレチックで56%増、水着72%増、ゴルフ18%増、コンプレッション66%増、テニス23%増と、各商材が軒並み好調だった。主力のシューズ分野も前年比23%増と、ブランド全体をけん引した。
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