レディスアパレル卸のアイランドユニヴァース(東京)は、23年秋冬物から主力ブランド「CCクロス」をリブランディングし、5月の秋物展示会の受注額が前年比45%増となり、コロナ前の19年との比較でも23%増となった。新型コロナの影響減による環境の好転もあり、来展企業と新規取引先が増え、「既存取引先の約90%から高評価を受けた」と、リブランディングに手応えを感じている。
(古川伸広)
【関連記事】アイランドユニヴァース「CCクロス」 20周年を機にリブランディング
リブランディングはブランド立ち上げから20周年を機に行ったもので、新たなデザイナーを起用しMDやターゲット層を見直した。これまでの40代に加えて、団塊ジュニア世代を見据えた企画を構築、素材やシルエット、パターンなども見直し「クラス感をアップさせ、大人の女性がしっかり着こなせるアイテムを揃える」ことで、受注増につなげている。