【軌跡】革靴メーカーの新たな挑戦、インターナショナルシューズ㊦ 改革は緒についたばかり

2023/03/27 12:00 更新有料会員限定


「100年後も愛される会社を作りたい」と専務の上田誠一郎

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10年愛せる本物の靴を

 「ブライトウェイ」が順調に伸びるなか、3年前、ほぼゼロだったメンズは、モデル数だけでカウントするなら半分近い比率になった。22年末には金型や木型、レザーを一新したリニューアルモデルを作った。新商品では、自社で初めてアウトソールの金型を独自に開発。合成ゴム材料の配合なども工夫し、すり減りを軽減した。しわになりにくいソフトなレザーを探し、かかとは小さめの設計が履きやすいというユーザーの声を生かして、かかと回りのサイズも微調整した。「10年愛せる本物のスニーカー」を切り口に、ソール交換できるリペアサービスも導入している。

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