日本政府観光局によると、23年12月の訪日外客数は19年同月比8.2%増の273万4000人で、新型コロナウイルス感染拡大後で単月過去最多となるとともに、12月として過去最高を記録した。
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国・地域別では香港、シンガポール、インドネシア、豪州が単月過去最高となった。韓国や台湾、米国などで訪日外客数が増加した。東アジアは韓国が19年同月比215.7%増の78万2700人、台湾が14.7%増の39万9500人、香港が0.6%増の25万1100人。中国は56%減の31万2400人。
23年の年間訪日外客数は19年比21.4%減の2506万6100人。10月以降は19年同月比を上回っている。