梅田で「着るの未来を考える」 ヒューマンフォーラムと大阪文化服装学院が〝未来の古着屋〟プロジェクト

2025/10/08 06:26 更新NEW!


イベントはTOPPANが「PLAT UMEKITA」で主催

 TOPPANが運営する大阪・梅田の体験型共創拠点「PLAT UMEKITA」(プラット・ウメキタ)で10月11~20日、イベント「WEAR TO GO?~着るの未来を考える」が開催される。ヒューマンフォーラム(京都市)と大阪文化服装学院(OIF)が企画協力し、11~13日には両者の共創による「未来の古着屋」プロジェクトの3店がオープンする。

 同プロジェクトは、ヒューマンフォーラムが手掛ける循環型事業「リリース⇔キャッチ」で古着回収ボックスに集まった家庭の不用衣料を、OIFのファッション・ビジネス学科1年生が、「いかにして商品として再生するか」を軸に考え抜いて販売するもの。店のコンセプトを先に決めず、古着の商品群を見てからコンセプトやテーマを決めた。

倉庫の視察も実施

 穴の空いた古着を、存在感や個性として肯定し、近未来のエッセンスを重ね合わせて都市型グランジスタイルとして提案するなど、スタイリングに工夫の光る3店を繰り出す。1コーディネート1000円など、定額でのコーディネート販売も採用する。

学生らが未来の古着屋3店を企画

 10月19日にはトークセッション「『着ること』から考える、未来とのつながり」を実施。『フラウ』の関龍彦エグゼクティブ・プロデューサー、ヒューマンフォーラムの岩崎仁志取締役、OIFの加藤圭太常務理事兼サステナビリティ・ディレクターが登壇する。



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