阪急うめだ本店が8月末に改装オープンしたバッグギャラリーに、ジーエルシー(東京)が提供するタッチパネル式ミラー「スマートミラー2045」が導入された。イニシャルの刻印やワッペンを入れたカスタマイズバッグの仕上がりイメージをその場で確認できる。百貨店では初めての採用だ。
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カスタマイズ需要への対応強化の一環として、等身大のスマートミラー2045を3台売り場に設置した。鏡やディスプレーの役割を果たしながら、実物がないカスタマイズ商品の仕上がりイメージも確認できる。リアルなイメージが購入率を高めると期待する。
スマートフォンアプリでのシミュレーションやSNS連携、QRコード読み取りによるオンライン購入も可能になった。
スマートミラー2045は、家電量販店や美容室、ファッション、フィットネス、デジタル広告などで利用されている。アンドロイドOSを搭載しているため様々なアプリが利用できる。タッチ機能でコミュニケーションツールとしての利用が可能で、内蔵カメラによって客の年齢や性別に応じたコンテンツ提供もできる。安価なレンタルプランも用意されている。