阪急うめだ本店は24日、ミレニアル世代やZ世代の獲得を主な狙いとする化粧品の新業態店「阪急ビューティースタジオ」の1号店を本店近隣の商業施設、阪急三番街南館1階に開設した。店舗面積は2層で370平方メートル。年間売上高は10億円を見込んでいる。
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「イヴ・サンローラン」「M・A・C」「ジルスチュアート」「クリニーク」「スリー」など18ブランドを展開する。同店は、阪急本店のカウンセリング販売と子会社が運営するセミセルフ型コスメセレクト店「フルーツギャザリング」の中間の化粧品業態。国内外を問わず10~20代の簡易カウンセリングへのニーズが高いと見ており、各ブランドのビューティーアドバイザーによるワンポイントメイクなどの「10ミニッツビューティー」サービスを導入した。
また、アイテム分類を軸にしたバーチャルメイクの「ユーカムメイク」のほか、ヘアメイク、スキンケアなどのサロン「メイクアップライフ」やネイルサロン「ネイルズユニークアミティミッド・エクスプレス」なども揃えた。
ショップの向かい側にある約35平方メートルの別館は1ブランド特化の期間限定店や新ブランドの展開などイベントスペースとして活用する。
