阪急うめだ本店4階婦人服の「イットコンテンポラリー」(イット)の初年度売上高が予算、19年度実績ともに大幅に上回る見込みだ。百貨店、出店者双方にとって新規客との出会いの場となったことが大きい。フロア全体も活性化してきた。
(吉田勧)
年間140企画実施
イットは22年4月、ECが主軸のDtoC(メーカー直販)ブランドの期間限定店を週単位で集積する大型売り場(約280平方メートル)として開設した。特定層に熱狂的に支持される〝旬ブランド〟が「まさしくコンテンポラリー」。売り場名称にはそんな意を込めた。22年4月~23年2月売上高は予算比で10%増、大手NBブランドが並んでいた前売り場の19年度比で20%増。前年に臨時休業があるため前年比は3倍。1週間に3ブランドが同時出店することもあり、年間実施数は140企画強の見込みだ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!