グッチは、ミラノ・モンテナポレオーネ通りの旗艦店をリニューアルオープンした。1951年にミラノ初の店としてオープンした店で、今回はフルリノベーションとなる。
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インテリアは、コレクションが際立つようにシンプルにデザインされた。クリエイティブディレクターのサバト・デ・サルノのコンテンポラリーな美学を体現するために、クリーンなラインと控えめな色調で統一されている。
そこに散りばめられたのは、イタリアに由来するエレメント。フロアはチポリーノ大理石とバルディリオ大理石が複雑な幾何学パターンを描き、ミラノを象徴する建造物のインテリアを想起させる。シェルフなどにはベネチアングラスが使われている。
2フロアで総床面積1800平方メートルを超える。メンズとウィメンズのウェアやハンドバッグ、ラゲージ、フレグランスなどが揃う。パーソナルでラグジュアリーな買い物体験できるように、二つのVIPラウンジを備えている。
1階は、シグネチャーバッグを中心とするレザーグッズフロア。23年9月のミラノ・コレクションで披露した新作バッグ「ジャッキーノッテ」などが主役となる。展示ルームにはバッグをかたどったオブジェ150点が並ぶ。
グランドオープンを祝して、地下のフロアでは24年春夏コレクションのランウェールックを紹介し、プレオーダーを受ける。