グッチは10月19日から、銀座店に併設するグッチ銀座ギャラリーでシグネチャーアイテムやアイコニックなモチーフに焦点を当てたエキシビション「グッチ・ビジョンズ」を開催している。6月にフィレンツェのグッチガーデンで始まった企画の銀座版。102年の歴史を振り返り、歴代のクリエイティブディレクターや職人たちへのオマージュを形にした。
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見どころの一つは、四つのアイコンバッグがずらりと並ぶ部屋。「ジャッキー1961」や「バンブー1947」のアーカイブなど合計300個以上が四方を埋め尽くしている。フィレンツェにある製品開発の場「グッチアートラボ」を模したクリーンな部屋では、熟練の職人によるバンブーハンドルの製作風景を三次元映像で見ることができる。
そのほか、「ホースビット」や「GGモノグラム」などコードに着目した空間、花柄の「フローラ」から着想したカラフルな紙のガーデンなどがしつらえられた。入り口には、ブランドの原点のラゲージを展示して、今も昔もトラベルがブランドのコアにあることを示している。来春まで。