子供服EC「デビロック」急成長 今期60%増収見込む

2018/07/24 06:26 更新


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 子供服ECサイト「デビロック」を運営するグロウ(大阪市、宮本智彦社長)が急成長している。低価格と質の良さが評価され、知名度を上げている。18年8月期の売上高は、前年比60%増の約20億円となる見込み。アイテム数の拡大と前下期に出店したゾゾタウンの売り上げが寄与する。

 強みは、EC専業ならではの3ケタの価格。中心はプリントTシャツが799円、ストレッチパンツが990円。品質の良さも評価され、口コミでリピーターを増やし、複数点のセット購入者も多い。

 EC専業や低価格の背景には、「今どきの親は、終身雇用や年功序列型賃金が崩れ、共働きでも先行きが不安。子供服にお金をかけたくない。仕事に育児、家事、習い事の送迎、コミュニティーへの参加で忙しく、買い物時間は節約したい」と見る。社員の半数が親のため、消費者の目線で、「納得できる品質でベストプライス」を追求する。

 同社は08年に設立。韓国の買い付けでスタートした。売れ筋の追加と商品の独自性、収益確保のため、5、6年前から国内や中国で委託生産したオリジナルを販売するようになった。商品テイストは、ダメージデニムのようなやんちゃな男児から、ベーシックで今っぽいムードに変え、2、3年前から知名度、売り上げともに大きく伸び始めた。現在はオリジナル品が売り上げの95%を占める。100~160センチ。売り上げ構成は約9割が洋服、残りが服飾雑貨。

 商品数は、約100型。今期はワンピースやレギンスなど女児服を増やした。今後は服飾雑貨を強化、今秋にはベビー肌着も加える予定。人気イラストレーターと協業したTシャツなど、話題性のある商品も定期的に企画する。

 自社サイトのほか、楽天市場、ゾゾタウン、ショップリスト、ワウマ、マガシーク、ヤフーショッピングなどに出店する。消費者はポイントを重視してモールを選ぶため、採算が取れる限り、「異なる商圏に店を出すイメージ」で多くのECモールに出す。一般にファッション市場のEC化率は10%。「今後30~50%と高まる中で、より自社の存在感を出せる」と考える。

手頃な価格のベーシックな服が強みの「デビロック」

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