ゴールドウインは9月14日、原宿・キャットストリートに構えるアウトドアブランド「ヘリーハンセン」の路面店を改装開業した。店舗奥にコミュニケーションスペースを設置。ワークショップやイベントを開催しやすくした。
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「ヘリーハンセン原宿」は12年に開業。今改装では、店内の見通しを良くし、入って右側にアウトドアウェア、左側にライフスタイルウェア、奥にセーリング用ウェアを陳列するなど分かりやすさに配慮した。
体験コンテンツも充実。店舗奥のレジがあるカウンターには、刺繍ワッペンなどを圧着できる装置を常設し、Tシャツなどのカスタムサービス(有料)を提供する。10月末からは、刺繍マシンを使った体験企画も予定している。店舗右側奥の壁面には大型モニターを設置。海洋環境の現状やブランドの取り組み、セーリングの楽しさなどを伝える映像を流す。
ヘリーハンセンは1877年にノルウェーで、漁師用の防水ウェアから始まったブランド。ゴールドウインは17年に国内における商標権を取得した。現在直営店は、ブランド単独店が7、「ザ・ノース・フェイス」などとの複合店を含めると約50店ある。