ゴールドウインは9月20日、拡大・改装開業する「ザ・ノース・フェイス+グランフロント大阪」店内に、国内2カ所目となる常設型修理サービスコーナー「リペア」を新設する。10月1日からは、ゴールドウインの富山本店内にあるリペアセンターにおける修理の受付方法を、インターネット申し込みに統一する。
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同社は22年12月に、修繕専門のスタッフが常駐し、いつでも相談を受けるコーナーを、恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザにある直営店「ザ・ノース・フェイスキャンプ」に導入した。大阪に新たにできる2拠点目は、恵比寿店より2倍ほど広いという。
一方、これまで店頭経由で受け付けていた修理の依頼をインターネット申し込みに統一することで、手続き業務の改善などにつなげる。また、修理の進捗をネットから確認することもできるようにする。
ゴールドウインによると、19年度に約1万5000あったリペア件数は、23年度には2万4000に増加した。同社では修繕スタッフの増員など体制の拡充を図ってきたが、今後もリペア需要の増加を見込み、常設拠点の増強とネット受付への一本化を決めた。