大阪発!ネタ感覚ファッションを売れ

2015/08/07 13:17 更新


 個性派ファッションEC「ファンキーフルーツ」を運営するPMコーポレーション(大阪府池田市、電話072・763・2432)は、実店舗強化にかじを切る。4月、大阪・アメリカ村に路面店を出店、秋には大阪のファッションビルに進出する。原宿カジュアルと大阪の笑いを組み合わせた、〝ネタ感覚〟のファッションを売りに、独自のカルチャーを発信する。

奇抜さが人気の理由

 08年に楽天市場に出店し、12年頃は年商8億円規模まで成長していたが、ECの競争激化やマス向け商材を少なくしたことで、現在5億円規模となっている。

「うるさいなぁ、もう。」のTシャツプリント。何でも面白がる大阪のノリを加えた服が主力だ。
「うるさいなぁ、もう。」のTシャツプリント。何でも面白がる大阪のノリを加えた服が主力だ。

 もともとは原宿系ファッションを販売していたが、次第に「何でも面白がる大阪のノリ」を加えた服が主力となった。半分以上がオリジナルで、日本国旗をほうふつとさせる色使いのパーカ(2900円)や、ウサギ耳の付いたセーラーカラーブルゾン(5900円)、「うるさいなぁ、もう。」などの脱力系メッセージがプリントされたビッグTシャツなど、パンクやモード、コスプレ感覚がミックスされた奇抜なデザインで、根強いファンをつかんでいる。

続きは繊研新聞で

アニメ声のダンスミュージックにつられて、小学生から家族連れ、訪日外国人までが訪れる
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