《小笠原拓郎の聞かせて&言わせて》東京でフィジカルショーを開いた丸龍文人さん

2021/05/19 06:29 更新有料会員限定


 「フミト・ガンリュウ」が3月に東京でフィジカルのファッションショーを開いた。コムデギャルソン傘下でブランドをスタート、コンセプチュアルでウィットに富んだコレクションで人気を集め、独立。インディペンデントとなって初の東京でのショーとなった。独立を経て物作りにどのような変化があったのか。丸龍文人に聞いた。

(小笠原拓郎編集委員)

【関連記事】《小笠原拓郎の聞かせて&言わせて》キッズ・ラブ・ゲイトをデザインする山本真太郎さん 世界に毒を発信するには、僕には靴しか手段がない

「社会の流れから逆算して必要になってくる服をドロップしていく」(丸龍)

 小笠原 東京で久しぶりにコレクションを見せました。

 丸龍 今回のショーはかなり特殊な取り組みでした。1ブランドで一つのコレクションを主体としつつも、それだけで成立させるのではなく、その後に控えたイベントとの親和性を図りました。「ファッション・イン・ジャパン」という企画展が6月上旬から行われますが、そのこけら落としとしてでした。いつも以上に頭を悩ませました。

 小笠原 服を作っている最初の段階から、そういう話はあったのですか。

小笠原編集委員

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワードサステイナブル電子版購読者限定



この記事に関連する記事