福助は「ファッションの福助」の企業イメージを強める。その一環として、香港で4月25~27日に海外初の期間限定イベントを開く。アジアのトレンド発信地を足掛かりに「国内だけでなく、世界中で共感されるモダンなブランド」を目指す。
同社は今年で創業143年。坂本友哉社長は、長年にわたる原料や技術へのこだわりに裏打ちされた「日本の高品質な靴下を世界に知らしめたい」と話していた。イベントでは日本製の靴下を揃え、多様なファッション文化を持つ現地の消費者と世界中から集まる来訪者に訴求する。社名を冠した「フクスケ」6型各4色、「ドットフクスケ・バイ・フクマツ」8型各3色を販売する。フクスケではこのほか、藤原ヒロシ氏がデザインした靴下もイベント限定で300セット用意する。


会場は上環の「コーヒー&ランドリー」。20~26日には上環、旺角、銅鑼湾エリアで各500枚のポスターを掲出する広告ジャックをするほか、キー・オピニオン・リーダーの招待などで話題を集める。
