フットウェア「グラウンズ」は、初の路面直営店を8月に開設した。成長を支えるのは、デザイナーの坂部三樹郎さんとの二人三脚のビジネス。「人間と重力との関係を変える靴」をコンセプトに豊富なバリエーションを量産してきた。
(須田渉美)
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19年夏にグローバルEC販売でスタートしました。最初のモデルは透明な球体が連なったソールの「ジュエリー」。当初は生産量が少なく、すぐに売り切れ、追加生産を繰り返しました。20年前半はコロナ禍で苦戦。7月以降は順調に推移し、後半には黒字化しました。以降、右肩上がりで成長してきました。徐々に卸売りも増え、昨年は自社ECと卸売りは半々でしたが、この1年で卸売りが伸び60%を占めています。国内の売り先は50件、海外は100件近く。海外の売り上げ比率は20%です。売上高は10億円が見える規模となりました。
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