F・O・インター 9月に新業態「ウェルホール」1号店

2018/07/10 10:58 更新


 子供服のF・O・インターナショナルはSNS世代の親子に向けた新業態「ウェルホール」の1号店を、ららぽーと名古屋みなとアクルスに9月28日に開く。「ライフスタイルにこだわりのある親が、センスや価値観を子供と共有できる場所」と位置付ける。

【関連記事】F・O・インター、SNS世代の親子向け「ウェルホール」

 売り場面積は約78平方メートル。子供向けの什器は多用せず、アートや音楽を意識した大人っぽい雰囲気にする。例えば、ショーウィンドーにはアーティストやイラストレーターに依頼して絵を描いてもらう。「ライフスタイルという言葉が市場に浸透して10年が経つ」。衣食住にこだわりを持った世代が親になった今、「子供だけを切り離すのではなく、子供を含めたライフスタイルの価値観を提供していきたい」とする。

 ガールズブランド「オールオルン」を軸に、パパ目線で作られた親子の機能性グッズ「パパパパーク」のほか、セレクトしたブランドを揃える。来春開く2号店からはユニセックスの「トラニカ」(90~150センチ)と、レディス・ガールズの「ミーンヌナ」(130~160センチ)の二つの新ブランドを加える。19年2、3月で3店、4、5月で2店の出店を予定し、3年後には20~30店を出す計画だ。ECは19年春にスタートし、自社サイト含めて3、4店で展開する。

店の軸となるガールズブランド「オールオルン」

 9月25日に開催するレセプションパーティーには、公式インスタグラムのフォロワーや、NTTドコモの「dポイント」クラブ会員などを招待し、スナップ撮影会やノベルティーの配布などを予定する。

 オールオルンは、直営店「ブリーズ」25店とECで3月に発売した。90~140センチで今夏物は約35型。出だし好調で、特に阪急西宮ガーデンズ店と神戸元町店で売れている。ECでは、「ゾゾタウン」での売れ行きが右肩上がりで、インスタグラムとも親和性の高いコーディネートアプリ「ウェア」での投稿が多い。来春からはウェルホールとECのみに絞って販売する。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事