ファーストリテイリングは、ユニクロのMDを見直す。暖冬による23年秋冬商戦の苦戦から、実際の気温推移に沿った品揃えにシフトし、気温に関係なく売れるニュース性の高い商品も増やす。東南アジアなど日本や欧米と気候の異なる国・地域では、現地の生活者のニーズに合った商品構成を強化する。
(柏木均之)
【関連記事】ユニクロ12月 既存店売上高15.4%減 暖冬で年末商戦不発
23年9~11月は、海外事業が好調を維持し、国内も期中の発注コントロールの精度向上が実って増収増益だった。ただ、日本や中国大陸では暖冬の影響で9、10月の防寒衣料の売れ行きが鈍かった。東南アジアでは常夏の気候に合わせた商品構成が不十分で、増収増益とはなったが、伸び率が業績予想を下回った。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!