ファストリ 有明本部の機能拡張 大型スタジオや仮想店舗

2021/04/08 06:29 更新


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 ファーストリテイリングは、「ユニクロ」「ジーユー」など各ブランドのグローバルヘッドクォーターを置く東京・有明本部の機能を拡張する。倉庫だった4階をオフィスに改装し、5940平方メートルと日本最大級の撮影スタジオやウェブ制作の専用スペースを開設し、最新商品や着こなし情報をいつでも届けられる体制を整備する。カスタマーセンターと仮想店舗も設置し、客の声を迅速に商品やサービスに反映し、買いやすい売り場作りにつなげる考えだ。

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 有明本部は6フロアからなり、最上階にユニクロ本部、5階にジーユー、プラステの本部がある。1~4階までは倉庫だったが、4月から4階もオフィスに転用する。1フロア1万6500平方メートルの3割強を占める広大な撮影スタジオでは室内光だけでなく、自然光でも撮影ができる。撮影した動画や画像をネット上で公開する役割は同一フロアのウェブ制作専用ワーキングスペース(990平方メートル)で即座に行う。

 カスタマーセンターは現在、山口県の本社にあるが、有明本部の4階にも990平方メートルのスペースを使って新設し、5、6階の本部に世界中から集まる客の声を届け、商品開発やサービス改善に生かす。標準店(1155平方メートル)、大型店(1980平方メートル)の仮想店舗も設け、完成した商品や広告を店頭に置いた時の様子を再現し、買いやすい売り場作りも研究する。ほかに執務スペースやホール、スポーツジムなども設置する。

 ファストリは、17年2月にユニクロの本部機能を六本木オフィスから有明本部に移し、19年2月にはジーユーの本部も移転した。今回の有明本部の機能拡張について、店舗や客から寄せられる情報を元に「ほしい商品を、ほしい時に、ほしいだけ」企画、生産し、販売する「情報製造小売業」を目指す上で「大きな基盤となる」としている。

有明本部の広大なフロアを生かし、複数の撮影を同時進行でできるスタジオを設置した

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