大阪・関西万博の会場内オフィシャルストア4店が公開された。東ゲートに大丸松坂屋百貨店と丸善ジュンク堂書店、西ゲートに近鉄百貨店とJR西日本グループが出店する。各社が公式キャラクター「ミャクミャク」を主に、菓子や雑貨などの土産を豊富に揃えたほか、日本や関西の伝統工芸を組み合わせた商品などで独自性を出す。工夫を凝らした店舗設計、丁寧な接客や商品知識の豊富さなどもアピールし、「思い出作りの場」を披露した。
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大丸松坂屋百貨店は「元禄時代の大店(おおたな)」がコンセプト。入口に掲げた和紙糸製のれんをくぐると、天井のねぶたや風神・雷神の装飾、提灯(ちょうちん)ウォールなどが出迎え、伝統技を生かした店舗設計が目立つ。「BUNZABURO」(片山文三郎商店)のバッグ、「ミントデザインズ」の衣料、工芸作家などとの協業によるオリジナル商品も多数揃える。一部高額な貴金属作品も並べ、奥に専用商談コーナーを設けた。
丸善ジュンク堂書店は、ぬいぐるみタワーを入口正面に据え、様々なミャクミャクグッズを幅広く販売。『ドラゴンボール』や高橋留美子氏の各種アニメ作品との協業品も前面に出す。「たまごっち」や大屋根リングの模型なども注目の商品だ。会期中、このほかにも様々な協業商品を相次ぎ投入する予定。

近鉄百貨店は、漆製の150万円の商品をはじめ、中川政七商店との協業によるミャクミャクをモチーフにした伝統工芸品や雑貨を打ち出した。ミャクミャクのテンガロンハットやカチューシャ、ヘアバンドなど会場巡りを楽しむコスチュームグッズや、暑熱対策品も販売する。地域ネットワークを生かした関西の銘菓も数多い。

JR西日本グループは、JR各社と関西私鉄を含めた鉄道グッズ、カモノハシの「イコチャン」とミャクミャクを組み合わせたぬいぐるみ類、各地の銘菓など8品を詰め合わせる土産などを販売する。天井には直径3メートルの半球体ディスプレーが光り、アニメーションや日本の代表的な風景を映し出す。鉄道ホームを模したレジもユニークだ。
