EC支援のファナティック ファッションEC史を振り返るセミナーを11月4日開催

2025/10/17 06:26 更新NEW!


楽天ファッション・ウィーク東京の公式イベントとして開かれたフリマ「あんときマーケット」の参加者

 EC支援のファナティック(東京、野田大介代表)は11月4日、ファッションEC業界の変遷を振り返るセミナー「時代を彩ったキーパーソンたちと語る《あんとき》のファッションEC年代記」を東京都内で開催する。

 運営するメディア「ミミック」は、90年代~00年代初頭のストリートブランド全盛期を「あんとき」(あの時)と定義し、当時の購買体験やカルチャーを現代に再解釈する取り組みを続けている。今回のセミナーは2回目。EC黎明(れいめい)期から最前線で活動してきた業界関係者を招く。

 セミナーは4部構成で、ECプラットフォームの変遷、シブヤ109通販や「ゾゾタウン」の戦略史、今後のファッションECに必要な要素について議論。各部では当時の担当者が実際の選択理由や背景を語り、業界の歴史を多角的に検証する。

 開催時間は午後4時30分~8時のロングラン。終了後は懇親会も開き、参加者同士の交流に役立てる。参加費は無料だが抽選で、当選者のみ会場に案内する。野田代表は、「効率化が進んだ現代のECでは『発見』や『偶然の出会い』が置き去りにされがち。過去を振り返ることで新しい熱狂を創り出したい」と開催目的を説明している。

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