《トップに聞く》デサント社長 小関秀一氏 ブランドの地位向上に力 アレンジうまい中国から学ぶ

2023/11/24 13:00 更新有料会員限定


小関秀一氏

 23年度上期(23年4~9月)業績は約5%の増収で、経常利益と純利益は上期として過去最高となった。ただ目下の課題は日本におけるブランドイメージの向上。「デサント」の製品刷新や直営店の強化を加速させるとともに、急成長する中国からどん欲に学ぶことを全社に呼びかける。

(杉江潤平)

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 ブランディングの柱は、コーポレートブランドのデサントです。知名度が高まれば他ブランドにも波及効果があるため、最優先で強化しています。日本市場では23年春夏から、スピリットマークを入れるデサントブランドとロゴを入れない「ムーブスポーツ」に分け、前者を主に直営店、後者を卸販路中心で販売するようにしました。製品ではロゴの視認性を高め、着用者以外に気付かれやすくしたほか、8月から新たにプレミアムスポーツカテゴリーの「PRO」を導入するなどし、ブランディングに努めています。

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