デサントジャパンはウインターシーズンに向けて、機能的なシューズやブーツを相次ぎ発売している。スポーツウェアやスキーウェアの開発で積み重ねた技術を活用し、機能性を高めた。特に冬場の路面の凍結や雪に備えた防滑性も重視している。
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「デサント」ブランドは、ハイスペックプレミアムカテゴリー「デサントオルテライン」から、テクニカルユーティリティーシューズ「ヴェルサー」を発売した。実用的な機能を選び、その機能を研ぎ澄まされたパーツのみで作ることで、ミニマルで美しいフォルムを実現した。透湿防水設計、快適性、防滑性を考慮しながら履き心地を徹底的に追求している。色はブラックのみ。税込み2万2000円。
ウインターブーツ「ディートレース」は、様々な降雪シーンに対応できる。アッパーはマイクロファイバーベースの人工皮革でデザイン性を高め、独自開発の蓄熱保温素材「ヒートナビ」を使うことで防寒性も兼ね備える。
同シリーズの「IC BV23.1」は、ヴィブラム社と共同開発したアウトソールが特徴。氷や雪の上で力を発揮するアークティックグリップ配合に、けん引力を発揮するトラクションラグ設計を加えている。2万5300円。「SL BV23.1」は、アウトソールは、あらゆる地形に対応したメガグリップ配合で、履きやすさも考慮した。2万2000円。
「ルコックスポルティフ」は、ウインターブーツ「LCSラルシュ」から「LCSラルシュⅢ」を発売した。昨年のモデルに続き、ベルト、ショート、レースアップの3種類から選べる。ブラックに加えてネイビー、グレージュと色を増やした。機能性を備えつつフェミニンなスタイルにも合わせやすいすっきりしたシルエットとした。滑りにくいように靴底のガラス繊維の面積を増やし、快適性を追求するため透湿防水フィルムの面積も広げた。1万6500~1万7600円。