アフターコロナを見据えて改装に着手する百貨店が増えてきた。今後の売り場作りで「強化する部門(売り場)」は食品がトップで化粧品、特選・ラグジュアリーが続き、前回調査結果と傾向は変わっていない。「縮小する部門(売り場)」についても同様で、引き続き衣料品がもっとも多い。また、自主編集・自主販売売り場(自主)の縮小、賃貸借契約の拡大の傾向も変わっていない。
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新規客の獲得目指す
改装投資は進み始めている。「改装投資予算を計上して改装を進めている」と17社が回答した。改装に着手した時期については「19年度から」が2社、「22年度から」6社、「23年度から」4社、時期無記入が4社、「順次」が1社。このほか、予算は計上済みで「23年度から改装に着手する」が2社、「これから予算を計上する」が1社だった。
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