無水染色・プリント技術「エアダイ」を開発・提供しているテキスタイルコンバーターのデビス。7月にインクジェットプリント専業のリーフ(京都市)と戦略的パートナーシップを締結し、10月に「サステイナブルなプリント工場」としてリーフの敷地内にテキスタイルプリント工場のデビス・リーフ・エアダイ工場を設立した。デビスが持つ機械設備やマーケティング技術と、リーフの高度なデジタルプリント知識・技術を融合させ、生産から検品、梱包(こんぽう)までの一貫体制を作り上げた。よりサステイナブルなものづくりに貢献していく。
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デビスは1917年に神戸市で創業した、輸出が大半を占める婦人用衣料主力の服地コンバーターだ。350社ほどのブランドに向けて年間約200品番を開発・提供している。革新性、サステイナビリティー、デジタル化をコンセプトとして掲げ、エアダイや「プレスト・マックスS」を活用したテキスタイルを提案している。
77年に創業したリーフは最新プリント機による多品種小ロットで品質にこだわったテキスタイルが強みだ。前処理から整理仕上げまでの一貫生産を構築し、分散や反応、昇華転写といった幅広いプリントに対応できる。
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