数量効果で増収益
――23年12月期は。
増収増益で、売り上げは106億円でした。円安の影響に加え、数量が増加し、北米向けの輸出も全体的に軌道に乗ってきています。スポーツとファッションの垣根が無くなってきており、機能性のある合繊素材を中心に各ブランドで採用品番が増えました。
中東向けは、ファッション衣料用素材が昨年に続き好調です。現地で大手ブランドも生まれつつあり、ファッション性のある商品が増えています。欧州向けは数量が減り苦戦しましたが、他の部分でカバーできました。22年末に価格転嫁のために値上げを実施し、その効果もありました。
――好調の背景は。
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